柊っていう

ミステリーが九割。Webデザインの仕事をしながら読書とゲームと漫画を嗜む日々。

【第二期?】TIGER&BUNNY新シリーズ決定、Huluで一期を振り返る!

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TIGER&BUNNY新シリーズ決定

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   作品ファンの方は既にご存知かとは思いますが、TIGER&BUNNYの新アニメシリーズプロジェクトの始動が公式ツイッターにて発表されました。

   やったー!→ 公式サイト

あらすじ

様々な人種、民族、そして『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存する都市シュテルンビルト。そこには『NEXT』能力を使って街の平和を守る『ヒーロー』が存在した。仕事も私生活も崖っぷちのベテランヒーロー、ワイルドタイガー (鏑木・T・虎徹) は、突然新人ヒーローのバーナビー・ブルックスJr.とコンビを組むことに。二人は対立しながらも悪に立ち向かう…!

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Huluで一期全25話が見られる

   ツイッターでかなり話題になったので過去にタイバニを見ていなかった方にも気になっている方はいるかと思います。また、いつ新シリーズが始まるかはわかりませんが始まる前にもう一度タイバニを最初から見たい!振り返りたい!という方もいると思います!
   私ももう一回見直したかった!
   今(ずっと?)タイバニがHuluで全25話配信されています。私は元々Huluユーザーだったので(有栖川有栖先生原作の臨床犯罪学者 火村英生の推理のドラマが見たかった)時間がある時にちまちま見ようと思います……。
   Huluはパソコンは勿論ですがアプリやテレビ(対応メーカーはご確認下さい)でも見ることが出来るので重宝しています。私は出来るだけ大きい画面で見たいので、テレビ対応がとてもありがたいです。
   また、二週間は無料で動画を見ることが出来ます。二週間でタイバニを振り返れるようにタイミングを調整して、無料期間のみ登録してみるのもありだと思います……!

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【5選】ミステリー・読書初心者におすすめしたいミステリー小説

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ミステリー・読書初心者におすすめしたいミステリー小説

   タイトル通り、小説はよく読むけどミステリーというジャンルの小説をあまり読んだことがない方。またはそれ程読書をしてこなかったけれど、ミステリー小説を読んでみたいという方。どちらの初心者の方にも読みやすく、入り込みやすいミステリー小説を厳選しておススメ致します。
   ミステリー小説といえば、占星術殺人事件」や「十角館の殺人」、「星降り山荘の殺人」など挙げ出したらキリが無いほど名作がありますが、今回は主によみやすさを重視しておススメして行こうと思います。上記作品もミステリー好きならば押さえておきたい作品ではありますが、なにぶん一冊の分量や言い回しなど少し難しい部分もありますので、慣れていない方は序盤で躓いてしまう可能性もあります。勿論、最初から全力で楽しめる方もたくさんいらっしゃるとは思いますが…!
   ミステリー小説とはどういうものか。端的にその面白さがわかる小説をご紹介させて頂きます。読みやすさとかではなく、上記で述べたような絶対押さえておきたいミステリー小説が読みたい!という方は、他ミステリー小説厳選まとめをご覧下さい。当ブログでもそのうち書くとは思います。

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ロシア紅茶の謎(著.有栖川有栖

作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が? 表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。エラリー・クイーンのひそみに倣った〈国名シリーズ〉第1作品集。 奇怪な暗号、消えた殺人犯人に犯罪臨床学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の絶妙コンビが挑む!

   有栖川有栖先生による「国名シリーズ」第一弾。全6篇からなる短編ミステリーです。
   この小説でおススメしたい点は、ミステリー小説ではお馴染みであるホームズとワトソン役がいるということ。設定としては物凄く読みやすく、またこの一冊だけで六つものミステリーを読めるというのが嬉しいところ。
   探偵とその助手の仲の良さや軽快なやり取りは、難しそうなミステリーにもストレス無く読むことが出来ます。いきなり長編はちょっと……という方には凄くおすすめです!
   また、助手役:有栖川有栖、探偵役:火村英生をメインとしたシリーズは多く出版されていますので、一冊読んでみて気になった方は是非他の作品も読んでみて下さい。

謎の館へようこそ 白

テーマは「館」、ただひとつ。 今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。 奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジック――! 読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。新本格30周年記念アンソロジー第二弾。

   アンソロジー第二段と書いてありますが、こちらも短編集なので順番は気にしなくても大丈夫です。
   ミステリー作家陣六人によって「舘」をテーマに書かれた小説集。いろんな作家さんを一度に読めることは勿論ですが、なんといっても醍醐味は「舘」。ミステリー小説を読んでいく上で、「舘」で起こる事件、「舘」の関わる事件は避けて通れません。
   この小説では各作家さん達により、様々な切り口で書かれた「舘」のミステリーが見所です。密室あり、青春あり、サスペンスあり。作家買いをされる方は、こういった複数の作家の方が書かれている短編から自分に合うストーリー・文体の方を見つけるのもいいかもしれません。
   因みに、この小説で私が個人的に一番おすすめなのは周木律先生の『煙突館の実験的殺人』。周木律先生はもともとデビュー作もいわゆる「舘」もので、こういったトリックを得意とされています。面白くないわけがなかった。

ロートレック荘事件(著.筒井康隆

夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か?アリバイを持たぬ者は?動機は?推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。

   作者は時をかける少女を書いた筒井康隆先生。時かけは小説を読む人に限らずとても有名な作品ですよね。そんな筒井先生が書く「ロートレック荘事件」はミステリー小説を読むなら絶対に押さえておいて欲しい作品です。
   かなりページ数の少ない短い作品ではあるものの、その物語の質は高く内容量の多い作品となっています。叙述トリックという、ミステリー小説で扱うトリックとしては代表的なものを使用した、大胆な仕掛けが物語には施されています。ミステリー小説として、絶対に読んで損はない小説
   こういった手法のトリックは多くの作品で取り入れられていて、ミステリーを読み慣れた方ならば途中でトリックや犯人がわかる方もいるかもしれません(この記事を読んでいる方はそういった方は少ないかもしれませんが…)。けれどそれは今でこそ読み慣れたものではありますが、まだ新本格ミステリーなるものが流行る前に書かれていたことを思うと、当時読んでいた方は度肝を抜かれたでしょうね……。

探偵ガリレオ(著.東野圭吾

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。

   天才物理学者・湯川学とその友人刑事・草薙俊平によるガリレオシリーズ
   ドラマや映画でご覧になった方も多いのではないでしょうか。ガリレオでは原作小説と映像作品では異なる点が多々あります。最も大きな違いと言えるのは、探偵役である湯川の相棒的(のような)存在が異なること。小説では後々ドラマで相棒役をしている女性刑事も出ますが、映像作品では原作小説で相棒役をしている友人の男性刑事は出てきません。そういった相違も含め、まだドラマや映画しかご覧になったことがない方にも楽しんで頂けるのではと思います。
   ガリレオシリーズ第一作目は全5篇からなる短編小説です。湯川が初めて警察の捜査に協力する話が入っています。一般的なミステリーとは一風変わった、物理を駆使した推理小説。私自身物理が得意ではなく推理部分が難しいところもありますが、そんな物理が苦手な私でも楽しめる小説です。しっかり解説もしてくれますし、一作目は短い短編集ということもありとても読みやすいです。
   読んでみて気になった方は、是非ガリレオシリーズの他作品もご一読を!

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~(著.三上延

本を読めない「体質」の五浦大輔は、母親に頼まれた古本を売るために、鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」を訪れる。なんとか出会えた店主は、古本屋のイメージとは合わないきれいな女の人だった。だけど、初対面の人とは口もきけない人見知りで…!?ただ、本の知識だけは並大抵ではなかった。大輔が持ち込んだ本にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語―。

   本屋で平積みされていることも多く、話題にもなったので知っている方も多いと思います。出版しているメディアワークス文庫というレーベルは、元々ライトノベルを出版してきた電撃文庫から文芸ものとして分かれたものです。レーベルは分かれましたが、美麗なイラストが付けられることが多く印象強いキャラクターのいる作品も多いので、ライトノベルを読んで来た方・一般文芸のみを読んできた方、どちらにも受け入れられる作品が多く出版されているように思います。
   「ビブリア古書堂」では主人公、栞子が古書を通じて謎を解き明かしていきます。ミステリー小説というだけでなく、全4篇からなる話のそれぞれがとても心温まる作品となっています。殺伐とした推理小説ではありません。心理描写が丁寧に書かれていて、とても美しい小説。
   また、ここで出てくる古書は実在するものを扱っているので、読み終わった後に作中で出て来た小説を読みたくなることも(読みたくなりました)。難しく捉えず、今まで触れてこなかった古書に興味を持たせてくれるところも魅力的です。
   こちらの作品もシリーズとなっていますので、一作目を読んで更に続きが気になった方は是非二冊目も読んでみて下さい!

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まとめ

   以上が、私が選んだ手軽で読みやすく、物凄く面白いミステリー小説です。他にもミステリー小説としては外せない有名なもの、面白いものはたくさんありますが、今回は読書・ミステリー初心者にターゲットを絞った小説の紹介でしたので、私の独断と偏見で五つの作品をご紹介させて頂きました。一つでも気になった小説が見つかった方は、是非お手にとって読んでみて下さい。シリーズものが多いので、一作気に入ると必ず続刊を読みすすめてしまします…!
    おすすめしたいミステリー小説はまだまだありますので、絶対押さえておきたいミステリー小説含め、今後様々な作品をご紹介していければと思います。

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【おすすめ漫画】ワールドトリガーの魅力を伝えたい

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ワールドトリガー(著.葦原大介):週刊少年ジャンプ集英社

   週刊少年ジャンプにて連載しているSFアクション・ワールドトリガー。現在は残念ながら作者である葦原先生のご体調が悪く休載中ではありますが、休載中でありたっぷり熟読出来る今だからこそすすめたい漫画です。
   週刊少年ジャンプという大きなコンテンツで連載されていますが、読んでいる方はまだまだ少ない(と私は思っている)です。2014年にはアニメにもなり、休載後にもアプリやリアルイベントなどでファンを楽しませてくれる最高の作品、それがワールドトリガー……。様々な理由で一度も読んだことの無い方、そもそも作品を知らない方、序盤だけ読んで断念した方(これが一番勿体無い!)。そういう方に向けて、ワールドトリガーという作品の魅力を少しでも伝えられればと思います。
   漫画の内容に触れながら書きますので、まっさらなままワートリを楽しみたいという方は閲覧をご遠慮下さい。今すぐ漫画を買いましょう

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あらすじ

異次元からの侵略者「近界民」の脅威にさらされている三門市。そこに住む少し正義感の強い中学生・三雲修は、謎の転校生・空閑遊真と出会う。遊真の行動に振り回される修の運命は!? 最新型SFアクション始動!!

作品全体の大まかな内容

   あらすじだけで面白いという私心は置いておきます。このあらすじだけではワールドトリガー全体が一体どういう物語なのか、少しわかりにくいと思うので私なりにまとめようと思います。

   ワールドトリガーにおいて主役は四人です(後述致します)。あらすじに書かれている三雲修空閑遊真は四人の主人公の内の二人。物語はこの二人を主軸として進みます。

   舞台は28万人が住む三門市。そこに突如として開いた門(ゲート)から現れた近界民(ネイバー)によって、街は襲われます。兵器が効かずなすすべも無い街を、ネイバーを撃退することにより救った集団、それが界境防衛機関「ボーダー」です。
   ざっくり言うと、防衛体制を整えた「ボーダー」という組織に主人公達は所属し、敵であるネイバーを撃退するというお話。本当はもっと深いです

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ワールドトリガーの魅力

   ワールドトリガーをおススメする理由・魅力をご紹介します。ストーリーは当然のことながら、物語そのものの設定やキャラクターにもたっぷり魅力があるので、今回はそこを掘り下げて書こうと思います

集団戦闘

   ファンは口を揃えて言うおススメポイント。
   ワートリでは個人個人の戦闘ではなく(もちろんそういった場面もあるけれど)、基本的には戦闘員1~4名・オペレーター1名でチームを組んで戦います。チームにはそれぞれ特化した戦闘スタイルや戦術があり、そこもバトルシーンを読む中でとても魅力的な部分です。
   また、敵であるネイバーと戦うことは勿論ですが、他にも「ランク戦」という互いに競い合う制度がボーダーにはあり、ボーダー内で各チーム・個人に順位付けがされています。このランク戦制度の何が良いって、あのキャラもこのキャラも味方でありながらいがみ合うことなく(例外あり)熾烈なバトルをする描写が見られるということです!話を読み進める中で好きなキャラクターが出来た方は、それはもう楽しめるでしょう。勝った負けたをしても皆仲が良い(例外あり)

秀逸な戦闘システム

   物語ではバトルが醍醐味ですが、ワートリのバトルシステムはとても凝っています。
   ボーダーはネイバーと戦うために「トリガー」というものを使用し、生身とは別にトリオン体へと換装します。トリオン体というのは所謂仮想体のようなもので、つまり換装した状態で戦って腕や足が飛んだりしても生身に傷がつくことは一切ないんです。凄い!キャラクターが死なない!(絶対とは言い切れない)
   また、使用する武器はオプションも含めてとても多彩です。ただ一人が使用できる数は8つまでと決まっており、各々自分の戦闘スタイルに合わせて組み合わせます。戦闘スタイルにはポジションというものがあり、主に攻撃手(アタッカー)・銃手(ガンナー)・狙撃手(スナイパー)があります。ですがポジションに縛りはないので、いろんなポジション(武器)を使い分けている人もいます。スナイパーしてたのにアタッカー武器で斬りかかって来るとか、スナイパー教えてたのに素手で殴って来るとか。そういうことがあるかもしれませんね!

モブキャラがいない

   本当にいないんです。
   いくつかのコマで一言も話さず立っているだけだった彼。場面の切り替わりの多いバトルシーンで、ほんの少ししかセリフのなかった彼ら。多数あるチーム名(隊名)や名前のみ公開され、姿の想像すらつかない彼・彼女達。殆ど全員に活躍があります
   それ故に、18巻まで発売している今現時点でも相当な数のキャラクターがいます。パルコとコラボした際にはキャラクターのアクリルキーホルダーを販売したのですが、主人公や人気キャラだけをピックアップした販売ではありません。なんと75種類ものアクリルキーホルダーを販売しました。凄いぞワールドトリガー
   どのキャラクターを応援しても、好きになっても損はありません。

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主人公が四人いる

前述しましたが、ワートリには四人の主人公がいます。漫画では1~4巻の表紙が主人公達です。彼らについて少し掘り下げてみます。

主人公

  • 空閑遊真:中学三年生。ネイバーの世界からやって来た。ボーダーが取り扱うトリガーではなく、特別なトリガー(黒トリガー)を使用している。修・千佳に協力する形でボーダーに入隊するにあたり、ボーダー規定のトリガーを使用するようになる。めちゃくちゃ強い。アタッカー。
  • 三雲修:中学三年生。恩人の妹である千佳を守るためにボーダーへ入隊。戦う為に必要な素養、トリオン量が少なく、また、戦闘能力も芳しくない。物語が進むにつれていろんな人に師事しながら試行錯誤を繰り返し、戦術を駆使した戦いを見せる。ガンナー(シューター)。
  • 雨取千佳:中学二年生。修の恩人の妹。トリオン量が人より多く、ネイバーに狙われやすい体質。自分を救おうとネイバーの世界へと行ってしまった兄を助けに行くため、ボーダーへ入隊。修・遊真とチームを組み、ネイバー遠征を目指す。スナイパー。
  • 迅悠一:19歳。修を救った過去がある。遊真と同じく特別なトリガーを使っている。未来予知というSE(サイドエフェクト)を使う、自他共に認めるエリート隊員。修・遊真・千佳を自分の所属する支部へ誘い、手助けをする。いつもぼんち揚げ食べてる。アタッカー。

注目点

トリオン量とは?
(ワートリの世界では)元々備わっているトリオン器官というものがあり、トリオン体に換装するにも武器やシールドを生成するにもトリオンが必要となるため、多いに越したことはない。
ネイバーの目的は?
トリオンを回収する、もしくは戦える人材の確保。ネイバーの世界でも戦争はあるようで、そのために必要なトリオンや人材をこちら側の世界で確保しようとしています。トリオン量の多い人は自然狙われやすくなります。
黒トリガー(ブラックトリガー)って何?
多くのトリオン量を持つ人が、自分の命とトリオンを使って作り出す特別なトリガー。黒トリガーは作った人の人格が反映され、それぞれ性能が異なります。また、起動出来る人も限られています。
ネイバー遠征って何?
ネイバーの世界へ行き、未知のトリガー獲得の交渉(または戦闘)などを行う。危険が伴うため、ランク戦にてA級となった精鋭のみ参加が認められる。
サイドエフェクトとは?
トリオン量の多い人が稀に持つ特殊能力。主人公勢では修以外の三人がこのサイドエフェクトを所持しています。

箇条書きでおススメポイント

  • 最初から伏線が盛りだくさん
  • 嫌なキャラがいない
  • コミカルとシリアスの共存
  • 様々なキャラクターの葛藤
  • オフィシャルデータブックでびっくりするほど掘り下げた設定を教えてくれる
  • 大人も活躍する
  • ファンによる考察合戦
  • ご飯を食べる顔が可愛い
  • みんな良い子

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まとめ

   如何でしたでしょう。少しでも興味を持って頂けたでしょうか。取り敢えず先に私が言いたいことは出来れば四巻まで読んで欲しい
    序盤を読んだだけで面白いとハマって下さる方もたくさんいると思います。ですが「自分には合わない」と止めてしまう方もいると思います。止めないで下さい。四巻まで読めばきっとワートリの面白さが十分に伝わると思います。その上四巻の後は更に怒涛の展開が繰り広げられ面白さは増します。四巻まで読んでも「まだいまいち」という方は、もう全部読んで下さい

   話し出したらキリが無いほど魅力的な作品です。本当はキャラクターそれぞれの掘り下げた話をしたいし、各ストーリーの感想を言いたいし、今後の展開についても話し合いたいですが、我慢します。
     出来れば記憶をまっさらにして読み直したいワールドトリガー。読まなきゃ勿体無いワールドトリガー。是非一度と言わず最後まで漫画を手にとって読んでみて下さい。

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初心者のためのFGO講座

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主旨

1000万DLを突破し、たくさんの人がプレイするようになったFGO。私の周りでもFateを元々知っている人、全く知らない人、いろんな人がダウンロードしています。
ですが、多くの人がFGOを始めはするものの、その操作方法の複雑さややることの多さ(何からすればいいのかわからず)にログインを止めてしまいます。
こんなに面白いゲームなのに勿体無い!
ここは、操作や手順に躓いてしまった新米マスターにスローペースでもゲームを続けて貰うため、最低限の操作方法やコンテンツの説明をまとめようと作りました。
殆ど身内にゲームを続けて貰うために自己満足で作ったページではありますが、幾人かの人の助けになればいいなと思います。
攻略ではなく、説明書のようなものだと思って下さい。

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サーヴァントとは

聖杯戦争を行うために召還される使い魔。所謂英霊。
聖杯戦争や諸々の掘り下げた話は追々として、物凄く簡単に言えば過去に功績を残した人
FGOでは、このサーヴァント達に力を借りて敵と戦います。

クラスって何?

一度戦闘に出た人、ガチャを引いた人は見覚えがあると思いますが

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↑スクショに○をつけたマークのことです。主に
【セイバー・アーチャー・ランサー・キャスター・アサシン・ライダー・バーサーカー
があります。

マーク クラス

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セイバー

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アーチャー

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ランサー

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ライダー

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キャスター

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アサシン

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バーサーカー

他にもクラスは存在しますが、最初はこれだけでいいです。

相性って何?

他のアプリゲームでもよくあるシステムだとは思うのですが、FGOにも敵を攻撃する上での相性があります。

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エストに行く前の、サポートを選択する画面です。この画面にあるピンクの枠で括ったクラス相性を押して下さい。

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すると、記載の画像のようにクラス相性のわかる図が出てきます。優しい!
これでいつでも相性が確認出来ますね。

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パーティを組もう

エスト(戦闘)に行く前に、サーヴァントで自分のパーティを編成しましょう。

①MENUの「編成」をタップ。

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「パーティ編成」をタップ。

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③ここで編成します。選べるサーヴァントは五騎まで!(一枠はサポート)

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編成画面について

編成画面上で知っておきたい機能の説明をします。

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①複数のパーティ

パーティは最大10個まで編成・設定しておくことが出来ます。
曜日クエストやイベントなど、決まったパーティをいくつか使い分ける際にとても便利です。

②概念礼装

ガチャを引くとサーヴァント以外のものが出ることがあります。それがここに設定する概念礼装というものです。
礼装についてはまた掘り下げて説明はしますが、さらっと説明すると礼装によって設定したサーヴァントに様々な効果を付与します。
効果は礼装によって違うので(例:ATK値のアップ、宝具威力のアップ等)手持ちの礼装を一度見てみて下さい。

③配置変更

現在設定しているパーティ内でサーヴァントの配置を入れ替えます。
戦闘画面に最初に出るサーヴァントは、左から三騎まで。残り三騎は、先に戦闘に出たサーヴァントが倒されると順番に出て来ます。
サポートの入る位置も変更することが出来るので、上手く配置しましょう。

④編成コスト

サーヴァントを編成するにはコストがかかります。
サーヴァントのコストはレアィティ(☆の数)によって異なり、初期段階では高レアのみで編成するのは難しいかと思います。
また、概念礼装にもコストがかかります
コストはマスターレベルが上がると増えるので、満足の行く編成が出来るようになるまでちょっとずつ頑張りましょう。

サポート編成について

サポート編成は、主にフレンドさんに貸し出すためのサーヴァントの設定です。
先程パーティ編成を選択したメニュー欄にあります。

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パーティ編成とは違い、ここではコストの縛りがないので自由にサーヴァントや礼装を設定して下さい!

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①複数のサポートパーティ

サポートのパーティも通常パーティ編成同様、複数設定することが出来ます。
ただし、こちらは最大3個までです。

②クラス別サーヴァント

コストの縛りはありませんが、ここで設定出来るのは各クラス一騎
クラスマーク下のサーヴァント選択欄を押すと、そのクラスのみ選択出来るように抜粋されます。
下記画像はアーチャークラスの選択欄を選んだ時の画面です。

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また、左右両方の端に基本七騎のサーヴァントのクラスとは違うマーク表示があります。
左端はどのサーヴァントでも設定することの出来るオール枠です。なので各クラス一騎と先程言いましたが、ここに基本七騎のいずれかを設定すると一クラスだけ二騎設定することが可能になります。
掲載させて頂いている画像ではセイバーが二騎設定されています。
右端は、エクストラクラスと呼ばれるサーヴァントの設定が可能です。
基本七騎以外のクラスになります。最初に加入するマシュはシールダーというエクストラクラスなので、設定することが出来ます。

まとめ

今回はここまでです。次回はサーヴァントの育成方法を掘り下げてまとめて行こうとおもいます。
FGOは私が始めた当初周りに詳しい人がおらず、複雑な設定や操作を手探りでなんとか遊んでいました…。後々快適にプレイ出来るようになった時、「もっと事前にわかっていればな~」と思うこともたくさんあったので、ここで新米マスターさん達にいち早くFGOの楽しさを知って頂き、操作に迷いのない快適なFGOライフを送って貰えるような説明書を作っていけたらな、と思います。
操作が難しい、何からやればいいかわからないからと投げ出すにはあまりに勿体無い…!
契約した頼もしいサーヴァント達と一緒に、頑張って人理修復を目指しましょう^-^

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【感想】彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?

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彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?(著.森博嗣):講談社タイガ

   森博嗣による【Wシリーズ】の第一作目です。
   既刊では「デボラ、眠っているのか?」まで読んでいるのですが、記録として残して感想を残しておこうと思います。
   本の内容に触れながら書きますので、ネタバレを避けたい方は閲覧をご遠慮下さい。特に内容(ネタバレ)では話の流れを個人的メモのように書いていますので、ご注意下さい。ワンクッションとしてアコーディオン機能を使って隠してはいます。

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あらすじ

赤い魔法を知っている?
人工生命体と人間。両者の違いとは何か? Wシリーズ、始動!

ウォーカロン(walk-alone)。「単独歩行者」と呼ばれる、人工細胞で作られた生命体。人間との差はほとんどなく、容易に違いは識別できない。
研究者のハギリは、何者かに命を狙われた。心当たりはなかった。彼を保護しに来たウグイによると、ウォーカロンと人間を識別するためのハギリの研究成果が襲撃理由ではないかとのことだが。
人間性とは命とは何か問いかける、知性が予見する未来の物語。

Wシリーズとは?

   一作目のご紹介なので、今作が含まれている(今作から始まった)【Wシリーズ】について少しまとめておきます。

   このシリーズで語られるものは人間とウォーカロン(単独歩行者)。
   内容については殆どあらすじに書いてあることが全てなんですが、このシリーズの大きなポイントは一つのシリーズでありながら他の多くのシリーズとも密接に関係しているという点でしょうか。
    もちろんこのシリーズから読み始めても問題はありません。と、作者である森さんもおっしゃっています。ただ森さんの作品には多くのシリーズがあり、そして殆どのものがそれぞれのシリーズにリンクしています。以前からシリーズを読み漁っていた私も当然のようにWシリーズを手に取りました。

   Wシリーズは森さんが書かれている関連シリーズの中でも最も遠い未来の物語。上記でもお伝えした通り、このシリーズのみでも十分に楽しむことは出来ますが、敢えて今シリーズと関連のある旧作のうち読んでおくと楽しめるものを挙げるならば、「百年シリーズ」と「Gシリーズ」だとこれも森さんがおっしゃっています。
   今シリーズに至った過程である作品を先に読んでおきたいという方は、是非そちらも手にとって見て下さい。(そのうち当ブログでもそのうちご紹介するかとは思います)

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内容(ネタバレ)

人口細胞で作られたウォーカロン、そして人工細胞によって半永久的な寿命を持つ人間が共存する世界。
【S&Mシリーズ】や【Gシリーズ】など、今まで森作品を追って来た方にとっては馴染み深く、それでいて読書欲が駆られるであろう天才・真賀田四季博士が登場(?)します。私は彼女が登場するというだけで大興奮します。

   シリーズの主人公はハギリという男性。少年ではなく、青年でも老人でもない。長寿となった世界で彼は80歳と既に結構な歳を取っていましたが、これでもまだ若いらしいです。私の頭の中では完全に青年の姿でした。
   ハギリは人間がとある理由で減少し、人間と判別のつかなくなったウォーカロンが数を占める世界で人間とウォーカロンを識別する技術を研究しています。けれどこの研究を理由に謎の組織から命を狙われることになり、そんなハギリを保護しに来たというウグイという女性と共に安全な場所へ逃避することになります。
   ハギリと同じく命を狙われ、研究室を爆破されたために逃げることを余儀なくされたアリチは、ハギリとは違い人間とウォーカロンの違いを研究しているわけではありませんでしたが、生物学者という立場上で人工細胞については研究していました。まだ詳しくはわかりませんが、人工細胞によって人間は長寿となり、ウォーカロンは人間に限りなく近い存在として創られています。その繋がりで狙われたのかな…?

   ハギリが保護されたのは「ニュークリア」という研究所。首都・札幌(!)とチューブというカプセル型の乗り物によって短時間で行く事が可能です。
    その首都・北海道にハギリはチカサカという生物学者・日本動物園の園長に会いに行きます。チカサカはハギリと話す中で、ハギリを狙っているのはウォーカロンのメーカから脱退した者達による犯行だと告げます。そして別れ際、ハギリにロシア語で書かれた熊の生態についての本を渡しました。

■本の内容について

熊さんが襲ってくる。
恐ろしい声を上げて迫ってくる。
もう駄目だ。
でも、少女は言いました。
「黒い魔法を知っている?」
「そんなものは恐くないさ」と熊は言いました。
「白い魔法を知っている?」少女は続けて尋ねました。
「そんなものはなんでもないさ」と熊は笑います。
「じゃあ、赤い魔法を知っている?」
それを聞いた熊は、そのまま動かなくなりました。
そして、砂が崩れるように、地面に落ち、散ってしまったのです。

   本の中で熊を倒した赤い魔法が重要なキーワードです。本自体はロシア語で書かれた熊の生態についての本ですが、自動翻訳機でそれを見ると浮かび上がるプログラムが施されていました。

   ハギリはその童話についてネットで検索をかけます。するとその検索にいくつか引っかかる動画があり、それが白いワンピースを着た黒髪・青い目の女の子の動画でした。
    ハギリは識別研究のためウォーカロンの子供を手配して貰っているのですが、その動画を見た後なんと動画で見た女の子がやって来ます。ミチルと名乗る彼女自身は自分をウォーカロンだと言い、両親はおらずおじいちゃんとおばあちゃんと暮らしているとも言う。ミチルは最新型のウォーカロンの子供だと説明されますが、ハギリにはどうしてもウォーカロンではなく人間の子供にしか見えないようでした。

   ミチルと出会った次の週、ハギリは施設をこっそり抜け出し食事をしに行きます。小さなお店に入り一人席に座っていたハギリの前に「こんばんは」と見覚えのない女性が声をかけて座ります。
   整った顔立ちで、黒髪が長い。目はブルーだった。(この文で今迄のシリーズの多くの読者が「うわ!」と思った筈…!)
   ハギリはこの時点では、彼女のことをウォーカロンだと判断しています。
    ここからとんとんと彼女にのせられるようにして会話を始めるのですが、終始会話の主導権を持ちつつ明確な答えを与えるわけでもないのに、ハギリに「神ではないか」と疑わせ「僕の前に、ついに神が降臨したのか」と思わせる圧倒的な知性と博識さはまさにあの彼女でした。名前も知らず、ミチルの保護者だという以外に身元もわからない女性にお目にかかりたかったと言われて「震えるほど光栄です」と言ってしまうくらいにハギリは既に彼女に興味を持って行かれています。
    結局ここで彼女の名前は明かされず、また「彼女はウォーカロンであるのかないのか」「ミチルはウォーカロンであるのかないのか」も明確に教えて貰うことが出来ませんでした。ただ識別のスペシャリストハギリは二人とも人間であると判断しています。彼女も、アナタがそう判断するならそうなのでしょう的な曖昧な返しはしています。

   台湾の生物学者リョウ・イウンがハギリに会いたがっていると聞き、国際会議のために来日している彼に会いに行くことになります。リョウはアリチと共著をする仲で、受精に関わる寄生生命体の研究を秘密裏に行っていました。何のことかさっぱりという感じではありますが、つまりこれもまた人間がどうして子供を産めなくなったかの原因を追及するための重要な研究だということです。
    リョウとの別れ際、次の日に学会の見学会としてあるウォーカロンの研究施設へ行くことを知らされます。ハギリもそれについて行くことになりました。(当然護衛であるウグイも)

   研究施設からの帰りのバス。そこで何者かによる攻撃を受けます。乗り込んできた三・四人の男達とウグイの攻防戦が始まりますが、ウグイ(とリョウ)はここで撃たれて動かなくなってしまいます…。ハギリとのテンポの良い会話が印象的で、少し素っ気ないところはあるものの大変な思いをしているハギリにとっても、少しでも気を緩められる良い存在だと思っていたので割と衝撃的でした。
   バスの中にいた学者たちが降ろされ、ハギリが名指しで前へ出されます。けれど殺されるのはハギリではなく、用のない他の学者たちでした。
   学者たちは壁に向いて立たされます(撃たれようとしている)。そこでハギリは、指示を出しているウォーカロン(?)の男の着ている服の胸元に緑色の熊のマークを見つけました。

■ハギリと男のやりとり

「黒い魔法を知っているか?」僕はきいた。
「何?」 「赤い魔法を知っているか?」 続けてそう尋ねた。
何も起こらなかった。
僕は、数秒待った。
男たちは動かない。

   ハギリは魔法の言葉によって動かなくなった男たちから銃を奪い取ります。本で見たあの童話の内容がここで活かされることになりました。

   施設へ帰って来たハギリはウグイの上司であり局長のシモダと会います。そこでハギリはミチルのことについて尋ねますが当然のように教えてもらえません。ですがミチルの保護者に会ったと伝えると、「信じられない」と言います。まあそうでしょう。
    シモダは彼女の正体についてウォーカロンの生みの親であり歴史的な人物であると答えます。つまりマガタ博士です。シモダはここでマガタ博士を本人ではなく、分身のようなウォーカロンだとは言っていますが、それは少し微妙なところです…。ウォーカロンに最先端で触れていたマガタ博士ですから、二世紀前の歴史的人物ではありますが(長寿のための)ピュア細胞に真っ先に辿りついていてもなんらおかしくはありません。

   ざっと大まかに本の内容を書くとこんな感じです。たくさん書きましたが、全然書き足りません。勿論小説では人工細胞についてや、研究者たちの研究内容、ウォーカロンの暮らしや現代とはかけ離れた人間の生態なども詳しく書かれています。難しいことを全て抜き去ったまとめです。
エピローグでは、次巻でハギリが九ヵ国首脳会議で行われる非公開の人類問題の国際会議に参加するために、チベットへ行くことが示唆されています。既に「魔法の色を知っているか?」も読んでいるのですが、こちらも凄く面白かったです。
    このネタバレを読んで興味を持った方は是非一読下さい。小説の内容は難しいところもあるかもしれませんが、ページ数はそれ程多くないのでさくっと読めます。

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まとめ

一冊目ではまだまだ分からないことがたくさんありましたが、これからのシリーズ続編に繋がるだろう伏線や疑問点がたくさんありました。覚えきれません…。下記に個人的な気になった点をいくつかまとめておきます。

登場人物

  • ハギリ:主人公。人間とウォーカロンの識別方法を研究。命(誘拐?)を狙われ現在はニュークリアで保護されつつ研究を続行。
  • アカマ:ハギリの助手。ハギリを狙ったテロで研究室を爆破される。
  • ウグイ:ハギリを保護しに来たニュークリアの職員。
  • シモダ:ニュークリアの局長。ウグイの上司。
  • アリチ:ハギリと同時期にテロに合う。途中まで共に逃げていたが、何らかの方法で毒を飲まされ現在は治療中。
  • チカサカ:生物学者・日本動物園の園長。治療中のアリチからの助言で対面。熊の生態の本を渡される。
  • ミチル:最新型の子供のウォーカロン。父母はおらず(理由不明)祖父母とお手伝いさんと暮らす。熊の生態の本の内容について調べた際、動画で見かけた少女。
  • マガタ博士:ウォーカロンの生みの親。二世紀前の天才科学者。ミチルの保護者(祖母?)を名乗る。
  • リョウ:アリチと共著をしていた生物学者。ハギリとウグイと共にバスのテロに巻き込まれる。

疑問点

赤い魔法とは何か?
赤い魔法というのは「すべてがFになる」で出て来たあれ?後熊である理由はテディベア…?
ハギリを狙っているというウォーカロンメーカから脱退した人達からなる組織は、どういった人間によって構成されたもの?
識別されては困る人間(ウォーカロン)?
ミチルという女の子は何?
マガタ博士は祖母だと言ったが、本当の関係は?
マガタ博士がハギリと会った理由は?
気持ちの部分の動機としては犀川先生の時の同じ感じなんでしょうか。

覚えておきたい点

  • 子供が生まれなくなったのは、ピュアな細胞だからという理由だけではない。
  • 首都が札幌。
  • 翻訳機のプログラミングはマガタ博士によって仕込まれたもの。
  • 子供は途上国でまだ一定数存在し、流通しているという。
  • ハギリを狙うのは日本のウォーカロンメーカから逃げたウォーカロン。ではなく、その組織に加わっていた人間がある野望を持ち、一部が分裂して他の集団と交わったことによって出来た組織。トップは人間。拠点はインド。(マガタ博士談)
  • バスでハギリを襲った男たちの服の胸元に緑色の熊のマーク。
  • 犯人である四人のウォーカロンは、旧型で軍用のもの。緑色の熊のマークは九州に駐屯する小隊だった。四人は数年前から行方不明。
  • 童話はマガタ博士からのメッセージで、チカサカがハギリに熊の生態の本を渡したのはマガタ博士の指示だった。

関連作品

【シリーズ】

  • すべてがFになる
    メフィスト賞受賞作。森先生のデビュー作です。今作で出て来るマガタ博士も重要人物として出て来ます。(S&Mシリーズ)
  • 女王の百年密室
    Wシリーズよりはまだ過去の話ですが、私達からすればこれもまた未来の話です。ウォーカロンが出ます。また、ミチルという名前も。(百年シリーズ)

【次作以降】

  • 魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?
  • 風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?
  • デボラ、眠っているのか?Deborah, Are You Sleeping?
  • 私たちは生きているのか?Are We Under the Biofeedback?
  • 青白く輝く月を見たか?Did the Moon Shed a Pale Light?

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感想

   考えもつかないけれど、ありえない未来ではないのかなという感じ。
    人間が今後どのようにして寿命を伸ばそうとするのかはわかりませんが、あらゆる企業があらゆる用途を想定して様々なロボットを作っているのを見ると、人間に近しいロボット(ウォーカロンのようなもの)が作られるのもそう遠い話ではないのかなと思いました。
   少子化が深刻な昨今、別の理由ではありますが長寿を目指した結果子供が生めなくなりウォーカロンだけが増え続ける世界というのも、まあ現実的に起こり得そうなこと。人間が減ったことでエネルギィや食料など争う火種が解消されたことで争いはなくなったようですが、それでもハギリが狙われてしまうようなテロが起こったのを見れば、敵が人間であれウォーカロンであれやはり何かと問題は山積みのようです。

   個人的にはやっぱり、真賀田四季とミチルという存在が出て来たことが何より嬉しかったです。真賀田博士はこの時代ではもはや偉人のような存在でした。人工細胞によって生きている真賀田博士であれ、誰かしらの意図で作られたウォーカロンであれ、彼女という存在が作品に出て来たということは、やはりこの作品でも大いにその知性や思惑が影響していくのでしょう。
   今後どのようにして真賀田博士がこの物語にただの偉人としてではなく、関係者として絡んで来るのか。そこがとても楽しみです。

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